接客重視の三越伊勢丹が「エバーグリーン」制度
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2008年4月1日共同株式移転により株式会社三越伊勢丹ホールディングス設立
2011年4月1日に三越と伊勢丹と合併して発足した「株式会社三越伊勢丹」
それを機に、
三越伊勢丹ホールディングスが始めたのが
「エバーグリーン」制度
日々の接客のなかで高い成果を上げている販売員を表彰・認定する制度で
年に1回、
まず全国の各売り場を担当するセールスマネージャーが商品知識や接客の仕方、
常連客の数など独自基準をもとに優秀な販売員「グリーンスタイリスト」を選び、
更にその中から、
各店の店長や販売部長が特に優秀な販売員を「エバーグリーン」として認定するもの。
【選出基準】
- 豊富な商品知識・高い販売技術・ホスピタリティをもち、顧客との強い信頼関係をつくっている
- 現状に満足する事なく自らのレベルアップに努め、周囲の仲間にも良い影響を与えている
- 実績(お客さまの人数など)の背景に、周囲に広げていきたい質の高い工夫(クリエーション)がある
2011年度、
首都圏9店舗でスタートし、
2012年度は対象を三越伊勢丹グループ全体に拡大
お客さまとの接点をもつ約65000人の販売員を対象としている。
2013年3月25日には、
グループ各店各社が選出した59名が「エバーグリーン」に認定されている
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接客重視の凄い給与体系を導入
三越伊勢丹は、
2014年新しい給与制度を発表した。
その中身は優秀な販売員を優遇するもの
社員表彰制度「エバーグリーン」によって販売員のパワーを重視している同社だが、
現在年間1億円以上を売り上げる優秀な販売員でも年収1000万円に満たない。
そこで
2015年春から、
販売実績の高い上位数十人の社員を対象に、
販売実績に応じた成果給制度を本格導入する。
2016年には販売担当の社員にも幅広く適用する方針だという。
最も優秀な販売員の年収を
役員並みの水準にする模様。
接客業の地位向上、待遇改善により
販売員のモチベーションを高め、サービス向上につなげたい意図であろう。
これが売り上げUPにつながるか注目される。